プレスリリース 3/16

「東北地方太平洋沖地震」における民間協力による緊急物資中継輸送について

平成23年3月16日

被災地では、発災後4日が経過し、深刻な救援物資不足が懸念されている。一方、避難所や病院では、刻一刻と変化する被災者の対応に追われている。
そこで、防災コンサルティングの提案のもと、災害支援物流の中継拠点となるよう民間の協力企業・団体を中心に「災害メッセンジャー」を結成、大学の防災研究者の支援・監修の 元に行政機関では行き届かない被災地への物流に可能な限りフレキシブルに対応する。
具体的にはインターネット・電話・FAXなどの通信手段を用い、現地の避難所・病院等の施設から情報を収集、全国及び海外から東京の物流センターに集まった物資を細かく仕分け、定期的に緊急配送を行う。
既に、AMB プロパティ ジャパンインク 代表取締役社長 マイケル・エヴァンズ氏より、免震構造の物流倉庫(横浜市鶴見区)の無償提供を受け、総合物流会社トラスト・エキスプレスを中心に協力会社が緊急配送体制を整えている。
「災害メッセンジャー」は、要求のあった救援物資を被害の少ない関東の中継地点で仕分けることにより、現地物流の混乱および情報の錯綜を解消し、定期便による安定的な支援物資の供給を試みる。
尚、仕分け作業はボランティア団体の協力のもと実施する。(現在、宮城県仙台市若林区と連携に向け調整中)
情報伝達システムはフォーグローブ社が構築、イオタ社がコンサルティング業務を行う。
現地の声は、saigaimessenger@gmail.comにて随時受け付けを開始する。
尚、物資の要求については、当面は混乱を避けるため、現地施設責任者からのみ問い合わせを受け付ける。当面は支援物資の供給を優先的に行う。

また、海外からの物資も同物流センターで受け付け、仕分けを行い現地に配送する。
お問い合わせは、下記まで
電話番号:オペレーションセンター設置後に公表
公式ページ:http://www.saigaimessenger.info

■物資送付についてのお願い
物流・オペレーションセンター
送付先:〒143-0022 東京都大田区東馬込2-15-2  пF03-3774-5731
株式会社トラスト・エキスプレス 災害メッセンジャー宛
※混乱が予想されますのでご連絡・お問い合わせは電子メールでお願いします。
saigaimessenger@gmail.com

・荷物の外箱には必ず内容物とその数量を明記してください。
・コワレモノ、危険物(固体・液体・気体問わず)は絶対に送らないでください。
・常温での保存・輸送ができない食料や消費・賞味期限間近の食料は絶対に送らないでください。
・大量の荷物の場合は、事前にご相談ください。
※誠に恐縮ですが料金は元払いでお願いします。着払いで送付いただいても受け取ることができません。
・その他法律で禁止されている物は絶対に送らないようにお願いします。

■協力会社
AMB プロパティ ジャパンインク
株式会社トラスト・エキスプレス
フォーグローブ株式会社
有限会社日本軽貨物仙台
NPO法人 動物愛護団体
株式会社イノウエプラスチック
アルファプラ株式会社

■アカデミックアドバイザー(順不同)
名古屋産業大学 准教授 石橋健一
高知大学  准教授 大槻知史
長岡造形大学 准教授 澤田雅浩

■防災コンサルティング 株式会社イオタ
(協力会社は随時募集中)
被災地の一日も早い復旧・復興には皆様の協力を必要としております。どうぞよろしくお願いいたします。


QRコード:災害メッセンジャー事務局